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2014年2月 6日 (木)

0とはなにか?2

で。
この物語は掛け値なしにいい!
出自にまつわる、このようなことは絶対あっただろうし、極限の中の選択や判断にその人そのものがでるのだろう。

主人公周辺の人物でも、人殺しになったもの、狂言回しの現在の若者の継祖父など、明確に違いがでてくる。
海軍一の臆病者と言われた主人公が、なぜ、特攻隊で死なねばならなかったが、説得力を持って展開する。
生きることや、愛することの痛切さがひしと伝わる。
どんな状況になっても、生きなければならないのだ。それもよりよく生きようとしなければならない。
「生きて還る。」
このテーマを全うすべく、主人公の奮闘する姿が、当時の生き残りの人の聞き取り調査から、徐々に明らかになってくる。
著者は大変なテーマを選んだものだ。
第2次世界大戦の総括は避けて通れないが、亡霊や魑魅魍魎が跋扈するこの分野において、毀誉褒貶を覚悟しただろうと思う。
すごい!がんばったなあ。
そして、今、あの悪夢のような時代のにおいがする。
著者の大本営批判は、そっくり今の官僚、政治家に当てはまる。
きついところ、死をも覚悟するところは「身分」の低いものにやらせ、エリートだけが国家を論じ、都合の悪いものを排除する。
で、責任は取らない。
見事な共通点!
原発の処理を見てもわかるね。官僚、政治家、誰か責任取りましたか?
まともな反省の言葉すら聞けない。この危機感が根底にある。俺は共感する。
で、映画。
まだ見てません。
女性に受けると思うね。
岡田准一君は、いい役者だと思うね。
でも、配給会社がなあ・・・眉につばをしっかりつけてみるべし。

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