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2013年12月18日 (水)

tonto's live

tontoさんのゴスペル仲間の方のライブに、tontoさん、参加ということで見に行ってきた。
ピアノバーアドリアーノ。
新栄のおしゃれなイタリアンレストラン。

アップライトピアノ2台とドラムセット1式。
でも、バスドラがない。スネアのみ。
後は、ツイード地のアンプが見える。ありゃフェンダーのギターアンプだな。
聞けば、近隣対策でバスドラ不可、9時までしか演奏できないそうで、こうなると爆音系は無理な店だな。
畢竟、こういったピアノ、ウッドベース、ブラシで演奏する、ジャズやポップス主流の店になるなあ。
食べ物は、おいしかった。ベーコンステーキにブルーチーズ、スパニッシュオムレツなど。
バックの演奏は安定している。さすが。
ピアノの楽器としての完成度を改めて感じた。
リズム隊は結構年配の方だったが、やりこんできた枯れ具合がいいね。ボーカルを立てるバックのあり方を見せてもらった。参考になる。

Imgp5977

ブルース、ロック系ギターは、あわよくばボーカルを食ってやろうとするので、どうしても戦闘的になってしまうんだなあ。
さて、構成は二人のメインボーカルと、フラットファイブというコーラスユニットが出演。
一部でポップス、ジャズスタンダード、二部でクリスマスソングという形で、わかりやすく、聴きやすい構成だ。この辺もよくなれた感じ。
曲は、Day by DayとかLoveとかOver the Rainbowとかのアメリカンポップスの最も輝いていたときのもの。
奇をてらうことなくまっすぐ歌う。
皆さん、声がきれいだ。
で、やっぱりコーラスがあると映える。
Stand by meにドゥーワップのようなコーラスが入り、かっこよかったなあ。アイディアがある。

Imgp5978

MCもおもしろい。Over the RainbowのBメロは救急車から着想したとか、G,U.の宣伝のフリーダム!と叫んで練習しているとか。
keikoさんの歌い始めるきっかけの話は、共感するなあ。
自分のお店のお客さんの音楽の話が余りに楽しそうなので、教えてもらったセッションのお店に行ってみて、感動のあまり始めてしまい、今がとても幸福だとのこと。
時代は女性だなあ。
思うことを行動におこし、倦まず弛まずつめていく力がある。すごい。
そして、食べるねえ。女性のお客さん、みんなラガーマン並みに食べてたぜ。かなわんなあ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最近、倍音とは何か?という本を読んでいる。
きれいな歌声の成分は、「整数的倍音」ということになるらしい。オクターブ上の周波数がいくつも現れ、重層的に響く。
一方で、「非整数的倍音」というものも存在し、これはノイジーであるが、音の重要な構成物だというのだ。
声で言えば森進一、ギターで言えばまさに歪み系。
人をひきつけるものは、この「整数的倍音」と「非整数的倍音」の組み合わせ、混ぜ具合ということになり、ここの意識的コントロールが最高にうまい歌手は、美空ひばりということらしい。
科学的に言わなくても直感的に感じる部分ではあるが、どう混ぜるかに個性と難しさがあるんだと思う。こんなことが簡単にできればみんなやっている。
きれいな声のライブに変化をもたらし、新鮮で飽きない方法とは?
その答えの一つがコーラスであり、そのコーラスをうまく配置したライブだったと思った。
もちろん、すべての水準を満たした上での話ですけどね。
ギターで考えると、クリーントーンのバラード系もロック的オーバードライブも必要ということかな。
変化をつける。そのための引き出しを作る。
これだな。
いいライブを見た。

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