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2013年11月27日 (水)

きのこ狂騒記

きのこは興味はあっても手が出ない筆頭格だ。

食用と毒の狭間が微妙で、美味くても、調子が悪いとあたるという現象もあるし、なかなか手が出ないなあ。
図鑑を見たりするのだが、成長段階で姿がぜんぜん違っていたり、そっくりな毒キノコがあったりでどうも遠ざけてしまう。
うーむ、ということで目についたきのこ本を手にとって図書館で借りてみてきた。

毒きのこ・絶品きのこ狂騒記

小山昇平著

長野県のきのこ指導員の方のエッセイ。
こういう立場の人がいるんだ。
きのこ狩りは、長野県の文化なんだ!皆が楽しみ、著者もその名人であり、保健所からきのこの鑑定を依頼されるほどのマスターである。
シーズンになると家の前にどっと広げたきのこが並び、目の回る忙しさだという。
いまだ不明なきのこもあるし、わからないものは口にしないという大原則なんだそうだ。
毒も死にいたるものから、腹痛や幻覚を伴うもの等あるらしいが、アルコールとの食べあわせで下したり、毒でも塩蔵でうまさに転じたりで、やはり素人には手が出ない。
著者は、東山動物園でドクツルタケと思しき自生のキノコを食し、死にいたった中国人一家へ思いをはせる。
また。毒キノコのカキシメジを、食べられると言い張り、もって帰って食べて、案の定寝込むことになっても非を認めない強情ッパリもいたり、キノコと人をめぐる話が満載だ。
もはや、食用キノコは目につくところは、ほぼとられ、毒キノコばかり残っているらしいので、ますます素人は参入できないが、著者推薦の優秀なキノコはいつか賞味してみたいね。
ジコボウ、ヤマドリダケ、ホンシメジ、イグチ等々。
井伏鱒二の「文学には師匠は要らないが釣りには師匠が要る!」のもじりで「ギターには師匠はいた方がいいが、キノコ狩りは絶対師匠が必要だ!」

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