« 昭爆とhayakawa | トップページ | 冷凍食品 »

2013年6月16日 (日)

リズムの進化と音の引き算

ウォーミングアップをかねて、キーAの3コード回しとかE7一発でファンキーに、とか練習していると、皆の具体的な工夫が、化学変化のように出た音に反映していくことがわかる。
「おや?」と思う変化の際には、新しい工夫が必ずあるものだ。

tetuのベースがラインがどんどん変化する。いやあすごいなあ。
最近、ピッキングハーモニクスがいいな。
ベースのハーモニクスは聴いたことが無い。これは効果的。
多用は無用だが、きめで一発はありだ。覚えておこう。

ドラムについては、シャッフルのスローブルースを弾き散らかしていたときに、「ちょっと違うなあ・・・」感があって、いろいろ要望を言っていたのだが、思いついて、ハイハットのスティックによる刻みをスネアに変えてもらったところ、これがばっちり!
その時、ドラマーは「スローブルースって、ジャズっぽいですね。」と一言。
あ!これが分岐点だと思った。
同じフォーマットで演奏しても、人は必ず変化してしまう。同じことはできない。
多くの要因は、フィジカルな問題だったり、メンバー同士の補完のしあいだったり、具体的理由からだ。
ジャズとロックは、ブルースから出でて、このように枝分かれして行ったのではないか・・そう思った。きっとこうだったんだよ。

もうひとつ、最近の練習のドラムの音が厚くなった。切れというより、パワーが増した感じだった。どうしたんだ?と思ったが、「スティックを太くしたんです。」とのこと。
これも目からうろこ!
スティックの直径の1mmの違いでこうも変わるか・・・
まさにパワードラム。これならギターは爆音系に行くしかない!
「でも、体の負担が大きいです。腰が悲鳴を上げます・・・」
そうかもしれないなあ。違う意味でトレーニングがいるんだ・・・
でも、この音も捨てがたい!さあ、どうしていこうかな。

で、ギター隊の俺はというと、少しこういう音にあてられて、早弾きの要素やシーケンス的展開を多用している。また、ワウやアーミング、ライトハンドなどの小技を試す機会が多くなった。
オルタネイトピッキングで細かく刻んでいると、競技をしている様で、技の完成度があがると単純にうれしいし、失敗すると悔しい。
しかし、ふと考えると、なんか違うと思え始めた。
もちろんあってもいいが、大事なのはやっぱりシンプルなアンサンブルだ。
リードはメロディだし、バックはツボのボイジングがほんと肝心だなあ。どういうメロディをつくり、どう刻むかにかかる。

最近のクラプトンのジャパンツアーの映像を見た。
進化している。
今までもそうだが、トリッキーなことはまったくしていない。でも、非常に印象的なリックが多い。
エレキ!を使った「Key To The Highway」やアコギのみの「Drafting」。すごいなあ。
10年前のツアーの音と明らかに違う。
前回はビリープレストン、レイサンチェスの鍵盤系とネーザンイーストや スティーブガットのジャズ系プレイヤーによるおしゃれな感じがしたんだが、このツアーは、もう、パワーブルースといっていい感じだね。
ドラム、どかどか。風貌、動き、顔、音・・・すごいなあ。このドラマーは誰?はじめてみた!

なるほどなあ。勉強になるわ。
やっぱり、ギター隊としては、3コードとペンタトニックスケールをいかに使うかにかかる。
やりこんで、洗練させないといい音にならない。
もっと力を抜いて、音数を減らし、間を取り、オーディエンスに想像をかきたてるようなリックをつくらねばね。
「何も学ばず、何も変えず。」ではいかんと思う。
自民党政権にいっているんじゃないよ。自分への戒めです。

« 昭爆とhayakawa | トップページ | 冷凍食品 »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/574941/57425464

この記事へのトラックバック一覧です: リズムの進化と音の引き算:

« 昭爆とhayakawa | トップページ | 冷凍食品 »