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2013年3月 2日 (土)

仕掛ける側の流儀

今回職場の宴会でバンド演奏をするということになり、どうするかを考えた。
キーボード1台、アコギ2台、ボーカル2人という構成で、とりあえず、グレイの「I'm in love」という曲を1曲やりたいとのこと。

4組出演中トリということで、場はあたたまっているという前提が考えられた。
俺以外若い衆なので、青年部、女性部に任せておけば、のり、仕込みは完全にできる。
ということは、曲の完成度を上げることに集中できるということだ。
このメンバーの構成と、聞く側の年齢層を考慮すると、リズムが立ったバンドサウンドではなく、ハーモニーを重視した盛り上げ方が必要だと感じられた。
グレイの曲は、よく聞くとフォークソング的要素が強い。
このアレンジは可能だ。
Aメロは基本がCの3コードで、2拍ずつベースラインがCBAGEとくだり、DGとドミナントに戻る。
Bメロは後半にE-Amという微妙な転調感があるので、ここはハモるのが効果的。
さびは典型的3コードで、繰り返すのに最適で、2つのメロディを歌うのも可能。
さび2はキーE♭で、転調しているがここは、Cmという平行調移動と考えるべきで、ここでマイナースケールを使えば、ブルースロック的リードができ、更に、キーボードで主メロに戻れば、大きな解決感が得られるはずだ。
ということは、後半部分では、さび→さび2でCmスケールを使ったギターソロ→CMスケールを使ったキーボードソロ→バックはリズムのみのコーラス→フルストロークとシャウト→第二旋律を入れたコーラス→間を取った終止形。
こんなスタイルが考えられた。
どう受け止められたかな?
こう考えるのが仕掛ける側の流儀だ。自分勝手にふるまうことではない。適当にやると、自己陶酔している姿を見せてしまうことになる。
現在持っているスペックを最大限生かすことを考えること。
理想を追求して、できないものを切り捨てることではない。生かす手法を徹底的に考察し、次につなげること。
こういうことだ。
もうひとつ、全体として考えたことは、アンコールは必ずかかると思われたので、絢香の「Jewelry day」というバラードで客をクーリングダウンさせるという作戦をとった。
これは決まったね。難しい曲で、全体練習が足りなかったが、よくボーカルががんばった。
総じて、今回の宴会は、完成度が非常に高かったと思う。
出し物の水準が高かったし、若い衆の心意気がいい。
盛り上げて楽しんでやろうという気概にあふれていたし、伝説的な宴会になったといってもいいかもしれない。
後は、祭りの後の寂寞感との付き合い方だ。
ライブは一期一会。また、100%支持されることは不可能である。
必ず、批判する奴はいる。そこにどう対処するか、また、今後の音楽とのかかわりを自分でどう整理していくのか、自ら考えていくしかない。
自分自身もこのような素人の宴会芸から、自分の音楽へのスタンスと、かかわり方を考えてきたんだなあと改めて思った。
さて、みなの今後の成長が楽しみだね。

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