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2013年3月29日 (金)

マイケルジャクソンはなぜ誤解されたか

マイケルジャクソンはなぜ誤解されたか。西寺郷太著
かなりマイケルフリークな著者が、急逝したマイケルジャクソンに対するオマージュを書いた本。

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jakson5時代から、this is itに至るまでの、フリークでないと知ろうとしない情報を含め、このking of popにかなり肉薄した新書であった。
彼がなした仕事は後世まで影響をあたえ、多くのフォロワーを生み出すだろうね。
売れていようがいまいが、かっこいいものはかっこいい。
しかし、ビジネスとはそうはいかず、常に金をもうける方向にむく。
この業を生業とするのもたいへんだなあ。
病気にもなるぜ。
でも、トラック運転手だった父親が、歌がうまかった子どもたちをバンドに仕立て上げ、一儲けを企てるなんて夢があるじゃあないか?
ジャクソン5。
それがほんとにあたり、モータウンレーベルのドル箱になった。
このバンド、力があるねえ。年少のマイケルは小さいころからずっとスターだったんだ。
しかし、母親はエホバの証人という宗教に凝る。
ジャクソン家の兄弟たちは金や有象無象に振り回される。波乱万丈。これがアメリカンドリームなのか?幸福とはなんだろう?
そしてリハーサル中の大火傷。
整形はその治療であった。
そして、とある家族に、児童虐待の訴訟を起こされ、示談金をせしめられることとなる。
この著者によれば、この訴訟は完全に冤罪であり、このねたで稼ごうとするメディアが諸悪の根源ということになる。
当時、大量破壊兵器の存在をあおりたてていた米メディアだからねえ。
説得力があるよ。
ジョンレノン暗殺、マイケルの突然の病死、ホイットニーヒューストンの怪死。
かの国の病理はますます深くなっていないだろうか・・・
フランクザッパがアメリカの化学物質まみれの食い物なんか口にできるか!と啖呵を切って、菜食主義者になり、米エスタブリッシュメントとコングロマリットに逆らった生き方を選択したことが、あまりに正しく思えてしまう・・
マイケルは、心優しい男だったと思う。そしてハードワーカーであり、素晴らしい音楽家だったんだ!
いいものはいいと思う。でも、欲目が絡みすぎて、自分の想像の埒外だなあ。
米のエンターテインメントビジネスモデルも見直すべきなんじゃない?

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