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2013年1月18日 (金)

成人の日に思う

おりしも成人の日。東京では雪。この名古屋も悪天候。晴れ着の皆さんは大変だったろうねえ。
ここまで育てたご両親に感情移入してしまう。若い世代にいいものを引き継ぎながら、ほんとにいい国にしてってもらいたいねえ。

・・・・・・・・・
新聞記事にマレーシアを代表する知日派知識人にして元首相、マハティール氏のインタビュー。
彼は日本を参考に、日本式の経営を見習えという政策、ルックイースト政策をマレーシアで提唱し、マレーシアの経済発展に大きく寄与したことで知られる。
その彼が、かなり現在の日本に辛口の評論をしていた。
もはや、ルックイーストは日本は指さない、韓国にこそいい部分が残っている、とまで言い切っている。
グローバリズムというひとつの価値観に過ぎないものに寄りすぎ、日本が持っていた良さまで捨ててしまった。終身雇用やベースアップなどの企業文化を捨てて、完全にアメリカの企業の食い物にされることを知りながら、踏み切ったと指摘、雇用の喪失や倒産などに結びついたというのだ。
また、マレーシアの立場から見れば、米軍基地を持ち、更に軍備を増強すれば、アジア諸国が刺激を受けて反応するのは当然で、双方にとってもよくない、隣国とは付き合っていかねばならないし、そのかぎは日本が持っている。
なるほどね。
巨大な財政赤字、冷え込む雇用情勢、すべての会社がブラック化したんじゃあないかと思うような劣悪な労働環境、放射能汚染、無責任な国、東電の態度、第一次産業の疲弊、子どもも育てられない福祉、教育機関のネグレクト。年金、保険などの社会保障のシステムの崩壊。
街行く人や楽しそうに集う人を見ると、豊かに見えるが本当はどうなのだろう?
物はあふれているし、情報は過多だ。しかし、沈み行く船に気づかないまま、パーティーを行っているようにも見える。
俺の感覚では、インフレ政策をとっても貨幣は還流しないね。
更に格差は広がるだろう。そして、財政赤字は残したままだ。
その金は金融資本に吸収され、行く果てのない投資先は、不況知らずのマーケット、戦争だ。
俺は、財界と自民党の責任は重いと思う。
もろもろ考えても、明るい未来が描けない・・・
それでも人は生きていくのだ。
成人を迎える諸君に本当にエールを送りたい。

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コメント

沈み行く船に気付かないまま、パーティーを行っているように見える。。。
ここんとこうまいねぇ。
ホント若い世代に何が残せるかをもっと真剣に考えないといけませんね。
「せめてうちの子にだけ生きのびるだけの財産を残しておこう」そんな事をみんなが考え出したらもっといけない世の中になってしまいますね。

自分の子を大事にしようと思っていたら、西城の子を大事にしようと思い、瀬戸の子を大事にしようと思い、そしたら、福島を思い、日本の子を大事に思い、世界の子を大事に思うになりましたね。
個を通じて、普遍へ!

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