« 学童物販のカレンダー | トップページ | アームチェアフィッシャーマン »

2013年1月21日 (月)

どうも怪しい経済政策

アメリカを代表するコラムニストが、いわゆるアベノミクスに対する期待感を述べていた。
ネーミングは80年代のレーガン大統領の経済施策レーガノミクスのもじりだと思うが、かなり内容が違う。

景気を回復させるため財政出動も金融緩和もすべて行うというものだ。
市場は歓迎し、ご祝儀のような株価の上昇があり、プチバブルが沸き立っているようだ。
このコラムニストによれば、この世界不況下においても、国債の格付けを落としていないのが、一定の成功の証としてみていいとし、不況脱出の一番乗りを日本が果たすかもしれないという期待感をこめてコラムを締めくくっている。
また、日本が不況を脱するチャンスは2回あったが、そのときの金融緩和策等の政策が中途半端に終わり、成果を挙げれないまま、沈んでいったというふうに分析している。徹底したインフレ政策をとれば、危機の回避はできたというのだ。
うーん、どう考えるか?
このコラムニストの原理論の展開はよくわかる。
資本主義というシステムは、それはまるで猛獣のように人々を食らったり、もちあげたり、沈めたり、扱いが難しいのだが、多くの人が研究し、この猛獣を扱う鞭を2つつかんできた。
金融政策と財政政策だ。煎じ詰めればこの2つしかない。
公定歩合のあげさげと公共事業。
この混ぜ具合が難しい。処方をちょっと間違えるととたんに暴れだす。また、持ち金にも限界がある。
病は気からというが、景気も気からで、できる政策全部やって気持ちを上げるというんだから、やってみて、というしかないし、景気が上がっても、なんかほんとかなあと思う部分が大きい。
景気が上がれば、新しくて、すばらしいアイディアが生まれ、ばら色の未来が・・・とバブル期には信じられていたように思うがなあ。
でも、それは不動産投資に実経済の流通を凌駕した貨幣還流が集中し、ええじゃないかと踊らされていただけで、あの当時に今後の日本を支える基幹産業は育ったのだろうか?
大元であるべき、食料自給率やエネルギー政策は確立したのか?答えは・・・だ。
今、円安が進み、輸出業チャンス!というが、何を売るのかな?失われた20年は大きいよ。それはバブル期に始まっている。
リーマンショックをよく覚えている。アメリカの金融工学のうそ臭さを証明したと思うけどね。
不良債権を薄めて混ぜても、毒は毒、ということを学んだんでは?
現状のままでは、公定歩合を上げたら、金融資本は投機的になる一方で、ますます事業への投資から逃げてしまうんではないか?
金融資本の中に産業育成や長期的視野があるとは思えない。
それでは、安定した雇用と可処分所得の上昇につながらず、物価の上昇と貧困の累積が強まるだけにも思う。
資本主義の恐ろしさは、金に換算してしまえば、すべてのトレンド、価値観などすべて金額の多寡に還元してしまうことだ。
ギャンブルも、戦争も、風俗も、農業も、教育も、画期的発明も同じものになってしまう。資本家は金づるを手放そうとはしないだろう。
で、保守は自らの立場を守ろうとするんだろうね。
アベノミクスの胡散臭さは、ボンボンが自分のうちが普通の家庭だと思って、自分を守ることが社会を守ることと同じだと勘違いしていることだと思うね。
参院選までは調子のいいことを言うかな・・・

« 学童物販のカレンダー | トップページ | アームチェアフィッシャーマン »

身辺雑記」カテゴリの記事

コメント

最後の1行が効いてるなあ・・。
景気回復、雇用拡大、災害復興・・・早く!という思いです。

昨日はひょんな場所でどうも^^

ほんとにひょんなところで。
あの後、彼らはauショップにいって、スマホに買い換えたようです。結構使いこなしてましたよ。
どこまで便利になるのかなあ?
この社会、もうちょっと分析する必要があるね。人間は何がしたいんだ?

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/574941/56562146

この記事へのトラックバック一覧です: どうも怪しい経済政策:

« 学童物販のカレンダー | トップページ | アームチェアフィッシャーマン »