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2013年1月 8日 (火)

世界史サミット

浅野典夫著
世界史サミット
あまり意識しなかったけれど、カールマルクスとリンカーンと坂本竜馬は同時代人だった。

当然今のように情報の伝達もあるわけではないが、なんとなく、なんとなくだが、近代に向けて収斂して行くという感じがある。
なんとなく、想定対談集を考えてしまうのは人情だろう。
そのしゃべりがなんとなく、オヤジギャグてんこもりのべたなニュアンスで、突っ込みどころ満載の文だったら、高校生は歴史に興味を持ってくれないだろうか?そんな心意気にあふれた本が上梓された。(なんとなく、がおおいな。)

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するするっと読んでしまうんだが、なんとなく、何かが余韻に残る。
ローマの皇帝は、市民から選ばれていたという事実や、教皇との関係、カノッサの屈辱の顛末やマグナカルタの成立にかかる王の翻意など、へえっということがたくさんあり、よくまとまっているなあ。
この本から、試験出すといったらバカ売れするかもね。
俺としては、なんとなく、ローマ帝国とオスマン帝国との関係、ローマンカトリックとイスラムの関係に興味はあるね。
しかし人間の歴史は、もめごとの歴史だなあ。
平和がちょっと続いたかと思うとすぐ戦争だ。
一人の人間があまりに小さく思えてしまうが、現代は「悪魔の武器」を手にしている時代。
中世、近世の戦争がかわいく思えてしまうが、そんなことはなかったんだろうね。
もう人類同士の殺し合いはやめたいなあ。
実は、この著者、学生時代の連れである。
東洋史を専攻し、大阪府の堺市の高校の社会の教員となり、現在に至る。
この愛知でずっと育ったなごやんである彼の子どもらが、こてこての関西弁をしゃべるのはご愛嬌だが、某市長のもと、うまく生き延びているようで、ほっとする。
まあまた酒を酌み交わす機会は近いかな。

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コメント

歴史上の人物、点や線でしかなかなか考えられないけど面で考えると面白いですね。
なかなかユニークなお知り合いがいるものですね。

「なぜ?がわかる世界史」の方ですよね!!お友だちなのですかっ!!すごい!!
ojisanchezさんが仰る通り、「面」で捉えると面白いですよね!
受験の時の世界史は、どうしても縦線で覚えてしまいがちでしたが、大人になって色々な方面から受けとめるようになって、面白さも増したように思えます。

ここ数カ月、子どもたちが勉強している間はテレビもつけず、シ~ンとして暇なので、本を読みたくて仕方ありません。
浅野典夫さんのご本、ものすご~く読みたい心境です^^
「カノッサの屈辱」「オスマン帝国」・・・この頃の歴史って面白いですよね!トルコという土地にも興味があるので、もう一度歴史も学び直したいです。

ojさん、浅野とは毎日遊んでましたねえ。
いい社会の先生ですよ。まっすぐな奴でしたね・・・
おーい、みてるか?

きよっちさん、浅野の本ごぞんじでしたか?
今度、注文してプレゼントしますよ。
ほんと歴史はおもしろいですね。宗教と権力はどの地域でも必ずからんできますねえ。
なんか、やっぱり人間は進化しないと思うねえ。
80年で考えられることはそんなにたくさんのことではなく、権力や栄華を誇っても、終わるときはあっという間だし、むなしく思ってしまうところもありますね。
なぜそうなったのかとか、どうすべきなのかはすごく学べると思います。

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