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2012年10月 4日 (木)

ヒラタと福岡氏

夏、揖斐川の実家でtakuが過ごしていたとき、盛んに神社で虫取りをしておったそうだ。
で、ヒラタクワガタのつがいを捕まえ、意気揚々だったそうだが、これが叔父といとこの手にかかり、繁殖に成功したらしい!
こりゃすごい!

クワガタの人口養殖は難度が高いぜ!
ヒラタのメスはうろの中ですごすことが多く、ほとんど見つけられない珍しいものだという。
俺も判別はできない。
俺の弟によると、ちょっと身体に厚味があり、ノコギリのメスっぽいが、黒くつやがあるとのこと。
30匹ぐらい孵化に成功したらしい。広口ビンで飼っているらしいが、何匹かもらってくれない?との連絡があった。
これは後日受け取るとして、これを元に、近所の生玉稲荷か小幡緑地に繁殖地作れないかな?
うーん、妄想がめぐりだす。

・・・・・・・・・

その電話がかかってきたとき、たまたま読んでいた本が「ルリボシカミキリの青~福岡ハカセができるまで」。
「生物と無生物の間で」でブレークした生物学者、福岡伸一先生のの週間文春のコラムの文庫版である。
一貫としたキーワードは「動的平衡」。
この概念をつかまえるまでの、福岡ハカセの発想とか考え方とかがうかがい知れる。時事的なことにもふれてくれるが、昆虫少年だったことや過去の偉人たちの科学的現段階真実の発見の物語が、非常に興味深い。
その中で、フェルメールの青、ラピスラズリの産地やその使用されているいきさつ、青そのものの歴史に触れながら、ルリボシカミキリの青の美しさに心奪われたこと、それこそが原点であることを告白する。
これが自らのセンスオブワンダーであり、なぜこの青が美しいかをずっと考えているということ。
なんかわかる気がするよ。
自然なものはきれいだなあと思うことが多いが、と同時にそれは人間が感じていることなんであって、別にそれはきれいを目指して自然が行っているわけではないんだ。
昆虫と科学って絶対何かつながっているよ。
もっといえば、音楽も美術もだ。
インドの大数学者、ラマヌジャンは大伽藍の近くで育ったという。
日本における美とは何か?
小林秀雄風だが、答えは昆虫にある!でいかが?

Cimg0823

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コメント

o1211さんの弟さんも相当のやり手ですね。
この二人を育てたおふくろさんに是非会ってみたい^^

もっといえば料理も繋がってますよね。

ちょっと変わったばあさんですね。恬淡として独居を楽しんでいるとしか思えません。
趣味は日本茶と梅干、英会話と読書かな。弟は俺と違い、ブリーダーですね。

青ってなんだろ、第3の力を持ってるていういうか、いろんな意味で深いよね。

クワガタを繁殖させるなんて、すごい事ですね!昔、小幡緑地の辺りにも昆虫採集に行きましたよ!
今日ちょうど図書館に行ったので、福岡伸一さんの本も借りてきました。このルリボシカミキリのは人気のようで、貸し出し中でしたが、以前から気になっていた「深読みフェルメール」と「生物と無生物の間で」を借りて早速読み始めました。
絵具の原材料は、もともとは自然のものだったんですよね。鉱物やカイガラムシ、貝殻なども。
でも特に取り出すことが困難だった「青」と、フェルメールとの出会いは奇跡のようなものですし、「フェルメールの青」を作り出す過程も、私たちからしたら奇跡的とも思えるもの。。。
知れば知るほど深い世界・・・深淵の青・・・ですね・
日本画の伊藤若冲も、当時入手困難だった「青」を手に入れ、群れの先頭を泳ぐ魚を描いていますね。
近々またボストン美術館の後期に行く予定ですが、そんな科学的な視点からも楽しんでみたいと思います^^

いいなぁsign03

名古屋で育てるのは難しいんでしょうね

ヒラタやミヤマは難しいもんねぇ

sinoさん、青は深いよね。海も空も、鳥も虫も、花も石も。何かひきつけられ、考えさせられるものるものがあるよね。

きよっちさん、画家は色を色として捕まえたいんでしょうね。
日本の昆虫の持つ美しさは、南方のど派手な感じじゃあなくて、沈着したしぶい光沢が特徴のように思いますね。
虫めでる人の割合は絶対世界一だと思います。
俺ハンミョウも好きなんだなあ。よくみるとすごいきれいだよ。凶暴な肉食昆虫で、昆虫界の豹みたい・・・
人の感じ方の多様性はほんとおもしろい。青を見て、絵に興味を持ったり、科学に興味を持ったり、繁殖させたり、考えたり・・・
おれはどうする?

kuraraさん、ちょっと多めにもらって、学童もって行こうか?
ヒラタだぜ!ヒラタ。

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