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2012年10月15日 (月)

エドガー アラン ポーが主人公

いつかくると思っていたが、やっぱりなあ。
エドガー アラン ポーを主人公にした映画。

伝記的映画では、ちょっと病的になってしまうやばさがあるが、昨今のハリウッドはちょっと名のある奴をマッチョなヒーローにしてしまうのがはやりだ。
ポーが書いた猟奇的殺人事件が現実となり、かつ巻き込まれ、自分が活躍するストーリー・・・なんだかなあ・・・・
彼は、探偵小説の系譜に大きな足跡を残したと思うね。
猟奇的で耽美的。
めぐりめぐって、現代の犯罪に合致するものが多いと思う。事実が小説より奇なりの時代。

Poe002

・・・・・・・・

黒猫
べらぼうに怖かった・・・衝動的な殺人もそうだが、ラストシーンの壁が崩れるところなんか、身の毛もよだつ。
モルグ街の殺人
オーギュストデュパン登場!で意外な真犯人。
ポーの全集は持っていて、びびりながら楽しんでいたね。
もともと新聞記者で、文芸欄の編集者だったのがあきたらず、自ら雑誌を創刊し、自ら書き始めたアメリカ人。あまり今いないタイプのように思う。

俺は、この人の「アルンハイムの地所」「ランダーの別荘」というタイトルの紀行文が好きで、ものすごく風光明媚なところに旅をするんだが、恐ろしく筆が立ち、目の前に岩山や泉や滝が現れるような気がした。その描写は克明で、どこか日本の風景のようにも感じてしまうんだ。
特に泉とその周辺の木々の様子など、アメリカにそんな繊細なところ、あるの?といいたくなるようなときもあった。
きっと、これも彼本質のひとつで、決しておどろおどろしいものばかり書いていたわけではない。
しかし、ポーもコナンドイルと並んで、探偵小説の始祖の一人だろうね。
日本では、まさに江戸川乱歩。もじりもここまで来るとすごい!
明智小五郎も怪人20面相も少年探偵団もなんか、ポーのにおいがする。
また、乱歩の猟奇的作品もすごいよ。
箱男、緑衣の鬼、3重渦巻き指紋の謎、地獄の道化師等々。大人向けはテーストが濃い。
パターンは同じことの繰り返しなんだが、芸がきわまっている。読まされてしまう。
まさに、roots & fruitsである。
しかし、ポーをとうとう映画化したか・・・
でも、なんかどうなの?ちょっとハリウッド、終わってないか?セレブリティの金満振りしか伝わってこないぞ。

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コメント

土曜日にはご来店いただき、ありがとうございました!
お話しも少し出来たと、主人も嬉しそうに話しておりました^^
あの日の閉店後、教えていただいたポイントに、さっそく行ってシジミを採ってきましたよ~!量は少なかったけれど、粒の大きな、美味しそうなシジミです。でも、私たち家族の口には入らず(><)お店でシジミ汁としてお出しする予定です。
本当にいつもありがとうございます。

この映画は面白そうだね!と子どもたちも言っております。学生時代の友人でファンの子がいて、その恐ろしくも耽美的な世界をよく語っていました。
「The Black Cat」 は英語散文の表現読みとして学んだことがあります。
demons the exult in the damnation・・・のところでゾグッとしたことを思い出しました。。。

こちらこそありがとうございました。
お忙しそうだったのであまりお話できませんでしたが、楽しかったです。
日曜、員弁いこうかなと思いましたが、ちょいと野暮用ができてしまって、断念しました。
またマンガ復活かもですね。
ポーの小説、授業でもやっていたんですね。
今の年になるとまたそういう授業受けてみたくなります。
なんか、ぼんやりTVつけていて、目に付いたコマーシャルのこと、書き散らしてます。
意図しない情報の取得も大事かなあとちょっと思ってきました。

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