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2012年9月29日 (土)

エレアコの現在

石橋楽器で何台かのアコースティックギターの試奏をしてきた。
マーチンの新しいエレアコは入荷していないと・・・ちょっと残念だが、OOO-28をさわる。さすがいい音だ。
テイラーとギブソンもためさせてもらう。
俺的には、テイラーが来たね。

・・・・・・・・

クラプトンの2001年からのone more car,one more rider ツアーの1曲目、key to the highwayを聴くと、すごく厚いギターサウンドだと感じていた。
自分が今まで持っていたスペックでは絶対できない感じの音だった。
ものすごく鳴りのいいアコースティックギターにかなり優秀なピックアップを搭載した感じかな。
たった1台のギターなんだが、アンプを通したサウンドとギターの鳴りが重なって、音がパイのように層を形成しているように聴こえてくる。で、若干の時間差があるので、何台ものギターが同時になっているように聴こえるのだ。
ディレイというエフェクターで作った音ではない。
で、テイラーのエレアコで、試奏した際、ヴォリューム、トーンを目いっぱいにしたところ、非常に近い音色がでた。
ひゃあ、びっくりした!
・・・・・・・・
従来のエレアコは、どのメーカーをみても、実はちょっと不満だったのだ。
アコースティックとしての鳴りはどうしてもいまいちだったし、アンプから出てくるサウンドはシャリンとした音で、いい音なんだが、もうひとつ厚味にかけるし、音の成分が純化されていて、響きが色で言うと濃い1色に染められている感じだと思っていた。俺は、味で言うと醗酵系の複雑な成分を持つ音が好きだ。
ならば、いいアコースティックギターをピエゾのマイクで拾うが正解!と思っていたのだ。
この思いを強くしたのは、斎藤誠氏のアコースティックライブの考え方に接してからだ。
彼は、鳴りのいいアコギを固定のマイクに向けて弾き、かざす位置を変えたり、わざと糸鳴りさせたり、かなり独特のアプローチをして、個性的なサウンドを作っていた。
これが、プロの技だと思う。余人をもって変えがたし。俺は修行をし、この方向を真似しよう思っていた。
・・・・・・・・・
アコギ弾くのも苦労が多いなあ、と思っていた。
でも、前述のライブツアーの映像では、クラプトンは、取り立ててイレギュラーなことはしていない。別にそのまま弾いている。魔法のようにしか見えなかったが、これは、ギターの力だったのだ!
おそらくメーカーサイドに注文を出して試行錯誤の上、作り上げ、メーカーがクラプトンに提案し、納得したというべきサウンドだろう。やっとわかった!
エレアコを手にしているクラプトンはこのツアーではじめてみた。それだけ納得したということだと思う。
そして、この技術は市販品にフィードバックしている。
テイラーのエントリーモデルでも、もはやこの音が得られる段階なんだ。
うーん、すごい。これは俺の腕が上がれば、相当な武器になる!もとい、楽器でした・・・
音を拾うシステムが、かなり独特のようだ。ボディを叩く音まで拾う。す、すごい・・・
もちろん、アンプを通さない音もすばらしいね。
明るくて、突き抜けていくような透明感がある。
また弦高がかなり低く抑えられ、仕立ての精度が高くてめちゃくちゃ弾きやすい。
これになれると元に戻れなくなる怖さがある。
キャノンデールをはじめて乗ったときを思い出した。ママチャリ乗っていた自分は何をやっていたんだろうと思った。もっと早く出会っていれば、人生が変わっっていたかもしれないという感覚・・・
さて、どうする?

で、縁あって、やってきました。テイラーのギター。

Cimg0816

本日のライブで使います。

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コメント

その出会いがベストだったかどうかって他と比べることが出来ないので難しいですね。

でも、1番大事なのはインスピレーションでしょうか。

最後、インスピレーションですね。
このギター、試奏したら手から離れなくなってしまいました。
評判悪かったら全部俺の責任です。もう逃げられません・・・
改めて、アメリカの職人仕事に敬意を表したいし、クラプトンやポールサイモンの演奏力に恐れ入ってます・・・

カッコいいですね!!
皆さんの前では、とても話せないようなことなのですが、白状します。
私も高校時代、ギターをやっていて、友達と組んで文化祭でやったりもしました。
あの頃は「かぐや姫」(解散後)や「風」が人気でした。本当に楽しかった♪

もし、私の指が もう数センチ長かったら、大学でもギターを続けていたでしょうね。
(全く畑違いのESSに所属しておりました~^^)
指が短いので、Fなんて必死でした(><)
アコギは、あの「ギリッ」っていう音が何とも心に染みますネ♪

きよっちさん、文化祭、ギター弾きましたか!すごいなあ。
Fの壁、わかりますよお!俺も先天的に小指が短いのです。小指があと1cm長かったら・・・とよく思いました。
今は、壁があるから楽しいんだと思えるようになりました。簡単に超えられたら皆やってます。
やっと、音楽の仕組みと練習の意味が見えてきつつあります。
でも、人前に出るとできないんですね。また壁です。
まして歌うなんてね・・・でも、チャンスです。やります。どうすればこの壁が壊れるか、実験です。

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