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2012年6月 6日 (水)

釣り、根と実1

なぜ、こうも釣りが好きになってしまったのかな?
おそらく、親父の戦略だろう。

多摩川の近くに住んでいたころ、四手網でオイカワをとったり、唐辛子浮きでクチボソを釣ってりしていたのが原点で、虫と魚が遊び相手だった。
おそらく、岐阜の転勤の話がずっとあって、転校ばっかりしていたおれに、せめて釣り好きにして岐阜での違う楽しみかたを教えようとしたのかな。実際、大垣の水門川や神戸の杭瀬川などでは、フナ、コイ、なまずなど連日の大漁で、飼ったり、リリースしてよき思い出となっている。
子ができて、俺も同じことをしているわ。
鮎に関しては、こんな遊魚券が高く、道具も多く、かつ高価でかっこつけてるようにしか見えず、やるもんかと思っていた。
はじめて、鮎の釣り道具を手にしたのは親父の葬式だった。
遺品の整理をしていたときに、一式出てきた。もう18年前か。
当時からしても古い道具で、親父が鮎釣りをしていたことは知らなかった・・・でも、鮎釣りはくたびれるからやらないといっていた記憶はある。挑戦はしたんだ・・・
グラスロッドの孟宗竹かと思うぐらいのふっとい竿。ガビガビになった鮎かばん。まあるい鮎カン。
亡くなったのは6月半ば。臨月でtakuがおなかにいたが、喪主として毎週土曜、四十九日の間、実家に帰省しなくてはならなくなった。
法事は午前中に終わってしまい、昼からどうしようかといったときに、この道具を使って鮎釣りしてやろうと思ったのだ。殺生なんて・・・と思われるかもしれないが、俺はこれが供養だと感じていた。
遺品を使って入門するつもりになった。この道具で、親父が何を見て、何を感じたかを追体験してみたかったのだ。
まず、ハウツーものの本を買ってきて、見よう見まねではじめてみた。
場所は以前よく泳ぎに行っていて、川底に鮎の大群をいつも見ていた揖斐川の支流、粕川の中流のとある場所だ。今はもう河川工事で面影もない・・・
仕掛けも出来合いのものをとりあえず買ってきて、さあやってみようということだったが、これが難しい。
囮を鮎カンから出そうと失敗して、逃がしてしまったこともあったし、滑って川に滑落したこともあり、考えられる失敗は全部したと思う。

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コメント

親父の追体験したい気持ちってありますね。
自分が今、スーパーカブに乗っているのはまさしくそう。
「何を想い・・」なんて考えますね。
娘が将来「自転車に乗りたい!」なんて言い出したら最高ですわ

akarincoちゃんは自転車乗りになると思う。絶対ロードが似合うと思う。
心肺機能、根性、頭脳。
もってると思うけどねえ。
なんとなく、父親を意識している。あと10年かあ。
俺はもう少しがんばろう。

道具に惹かれる
私は祖母の道具だわ。洋裁・手芸が得意で、端切れを使った楊枝入れや懐紙入れの上品な仕上がりはすごいと思った。美しく仕上げるための隠し技は横で見て憶えた。革に柄を彫る道具は、「やっぱり道具!」と思わせる何かがあった。先人の道具が使いこなせなければ、先人を乗り越えることはできないのかな。

sinoさん、まさに。先人の知恵には感心するばかりです。
道具。まさに神はここに宿りますね。熟練の手にかかると生き物のように見えます。
デジタルは美しくないなあ・・・

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