« 川の釣技 | トップページ | 高校総体ラグビーの部 »

2012年5月 7日 (月)

貯蓄率

日本の貯蓄率の高さには驚かされる。

古川国家戦略大臣が目をつけて、利用しようとしている。まあ、悪意を持っていえば、コツコツと溜めた善良な市民のなけなしの金を、やくざが巻き上げるということに他ならない。
復興のためならまだいいが、AIJみたいに蕩尽した素人の失敗した運用の穴埋めにされるなら、最低だよね。
経済評論家の皆様もかまびすしい。
曰く、外貨と不動産とのバランス、いやいや現金でもて、日本はまだ大丈夫だ、いや、もうだめだ、などなど。
まあ、人と違うことを言わないといかんからね。眉につばをつけて聞き、確信にあふれた言動の裏には、せこい狙いがあることを意識しながら、ご高説を聞きましょう。
朝日新聞のコラムにちょっとおもしろい記事があった。
「武士の家計簿」という映画の監督が、貯蓄率の高さは江戸時代から続いているとの指摘をしていた。
ほほう。
まずは農民。
貯めないと次にいけずに、また、突発的なことに耐えられず、家系が途絶えてしまっていくことになっていったそうだ。それも鋳貨を瓶に貯め、埋めるという貯蓄で、いざというときに掘り起こしたという。いまだそれこそ埋蔵金が発見されているらしい。
村の歴史を精査に見ていくと、だんだん家系が絞られて、2.3の系統に集約されていくそうだ。
子孫を残すために貯蓄して次の手を打っていく家系しか生き残れなかったという指摘が・・・うーん、そうなんだろうなあ。
支配階級としての武士が、時々わけわからん租税の徴収をはじめることもあり、これが新田開発などの生産力向上のためならわかるが、城の増築だとかの贅沢品なら、疲弊して一気に崩れていく・・・身につまされる。
もはや、貯蓄はDNA的体質であり、消費体質が滅亡につながると考えるのは美徳だと思うが、問題は為政者の政策である。
政、財、官の方々の施策が正しかったといえるか?
徳政令とかいって、借金棒引きと預金の収奪をしかねないなあ。

« 川の釣技 | トップページ | 高校総体ラグビーの部 »

身辺雑記」カテゴリの記事

コメント

特に愛知県民は貯蓄率が高いんですよね。
100万円を1年間定期に預けて利息が約300円・・。
運用としての魅力は殆どゼロなんですけどね。

そうなんですよ。お殿様が目をつけている感じなんだよなあ。
使いかたの監視は本当に必要です。
でも、偽物と本物の違いはわかりにくいんだよなあ。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/574941/54396818

この記事へのトラックバック一覧です: 貯蓄率:

« 川の釣技 | トップページ | 高校総体ラグビーの部 »