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2012年5月16日 (水)

石徹白、山の恵みと置き去りの心2

それから、漁協の活動がめだたない。

いとしろあまご園のおじさんとAOさんが釣りの途中の立ち話をしており、漁協から今年の計画の連絡をぜんぜん受けていないし、ほとんど放流もしていないとのことが判明した。

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うーん、どう考えるべきか?
なにか、漁協が内部でもめているのかな?

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この漁協は、ダムの補償金の受け皿から出発しており、その昔は禁漁期もない河川だった。今だ、奥越漁協と石徹白漁協は犬猿の仲だ。
結構いい加減な河川管理だったけれど、近年、釣らせるというより、何人かのアングラーからの影響で、自然繁殖やキャッチアンドリリースといった考え方に、方向性が変わってきたなという印象があったのだが、県の河川改修や堰堤などによる河川管理は相変わらずのやり方で、谷の奥にこれ何?という堰堤をまだ作っている。
石徹白キャンプ場下の堰堤は魚道をつけた。でも、もともと低いので、産卵行動には、大きな障害ではなかったと思うが、象徴として作ったと俺は見ていた。
総じて、県、地権者、漁協と、都会からのキャッチアンドリリースの遊漁者の意見の相違がちょっと出てきたのかとも感じられる。あの丸裸の山が何かの原因だろうか・・・
推察するに、かつて俺が「土建帝国」と呼んだ岐阜県政が、国からの補助金カットにより管理運営費が得られず、袋小路にはまっていることも考えられるし、地権者がデベロッパーに土地を売ってしまったとも考えられる。また、組合員の高齢化と担い手の不足がここにも影響していないだろうか?・・・しばし、様子見だな。
また、雪が少ないこともちょっと気になった。
この時期は、雪代は収まりきれず、相当な水量がどの支流でも多いのだが、かなり少ないし、魚の活性が低い。
3月には多く降ったそうだが、3月の雪は融けるのは早い。4月に最初に見にきた時の雪の深さはこれだったか・・・

ここまで水量が少ない5月の石徹白ははじめてだ。これでは、魚はなかなか出んな。

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釣り」カテゴリの記事

コメント

この水量の少なさが今年に限ったモノであればいいのだけど毎年となると色々な面で影響大ですね・・。
山と川は生きているって実感です。

現代の異変は原因が複合的で捉えにくいですね。
雪の少なさがたまたまなのか、温暖化のせいなのかわからないですが、川の色が7月ぐらいの感じでした。

それは大変! 何もかも忘れられた山になってしまう。

保水力のある谷に行けば多少はつれたと思います。
本流は気配はあるのですが、食い込まなかったね。
さあ、7/8までに100そろえられるかな?きついかも・・・

谷のイワナは殺すし山菜は勝手に採ってくし・・・・?
つまり環境荒らしの山賊ってとこだな。
えらそうなことは言えない人種だよね。

そう見る人も大勢いるんだぜ~。

てっことで、ごめんなすって!

石徹白の地元の者です。

石徹白漁協では、自然産卵に重きを置いており、秋には、河川内に人工産卵床をつくるなどの活動をしています。むやみやたらと放流するのではなく、河川で自然繁殖していく魚を増やしていこうと考えております。
内輪もめというのはありませんし、漁協としての確固とした方針をもって、取り組んでいます。
キャッチ&リリース、人工産卵床づくり、石徹白小学校での子ども達への釣りクラブの活動、そして、フィッシャーズホリデーと、都会からの釣りファンの方々と地元漁協が力を合わせて、河川管理を行っています。フィッシャーズホリデーにお越しいただければ、その様子を見ていただけると思います。
http://www.itoshiro.jp/announc.html

石徹白漁協は、長年、漁業権のない漁協でしたが、地元で河川を管理しようという強い熱意から、福井県庁・岐阜県庁と交渉する中で、14年間かけて漁業権を獲得し、地域で河川を管理するようになりました。石徹白漁協の管理がいい加減であったと言われるのは、心外です。

また、皆伐された山についても、ディベロッパーに売り渡されたという事実はありません。地権者の方の意向や事情があって、伐採されたものです。面積が大きいだけに、皆伐という形は望ましくないとは思いますが、現在、地権者の方とともに、広葉樹林も含めた再造林の準備をしているところです。

過疎化・人口減少は、石徹白の大きな課題ではありますが、若手でホームページを運営したり、女性有志でカフェを営業したりと、地域では努力をしているつもりです。近年、都市部からの移住者も増えています。
http://itoshironews.blog62.fc2.com/

ぜひ石徹白を、あたたかく見守っていただければと思います。

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