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2012年4月27日 (金)

早春の山菜

早春の味。

ノカンゾウは、相当早くから出るので、この時期、石徹白に行くと結構採れるよ。
左右交互に葉が出る芽ぶきの個性が際立っている。
あまりおいしそうに思えないんだが、さっと湯がくと、こくと甘みとぬるっとした感触が舌に残り、おいしいよ。
ぬたのように食べれるので、酢味噌和えが一番である。
ちょっと大きくなると繊維が硬くなるので、小ぶりで柔らかそうなところを探し、ばらばらにならないよう少し根に近い、深いところから採るのがコツである。
俺はこのノカンゾウの甘さにも春を感じるんだよなあ。
そして、もうひとつの早春の双璧、ふきのとう。この苦い山菜は、あまり山菜に縁のない人もなじみが深いと思う。
この苦さはシュウ酸ではないな。えぐみの強くなった苦さとは種類が違う。胃腸薬的な苦さであると思う。この苦さは年に1回食べないと調子悪くなるといった種類のものだ。医食同源という言葉も思い出してしまう。
てんぷらは王道であり、ちょっと薄めにといたてんぷら粉で、180℃ぐらいでさっと揚げれば、もう最高だね。ばふっと鼻腔に抜けるふきのとうの香りと食感は、まさに日本の早春を表現している。

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うーん、現地で揚げたいなあ。でも、魚も釣らねばならないしなあ。
もうひとつは、ふきみそかな。
ふきのとうを刻んで、俺はごま油でちょっと炒めてしまう。そこに、砂糖、酒、みりん、しょうゆも少々。最後にみそを少しずつ入れながら、味を見つつ、炒める。ちょっと濃いなあぐらいでいいよ。
後から苦味が出てくるからね。うちは赤みそ使うケースが多いね。
これは調味料としても、結構長く楽しめるが、お酒のあてに最高なのですぐなくなってしまう。
まあ、量がちょっとたりないぐらいがいいところだ。
甘辛く、苦い。醸造酒に合う合う。白身魚の刺身につけてもいいし、ご飯に乗せてもいい。
みかんの青すっぱさにも通じる、若さ、青臭さ、極端さを感じる。
そうこうしているうちに、本格的シーズンに入る。
ふきのとうが立ってくるころに、こごみやモミジガサ、ワラビなどが出てくるし、ウド、たら、こしあぶらまであと少しだ。
5月、俺は日本が最も美しい時だと思うね。

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コメント

現地での天ぷら、最高ですね。
どんな高級料亭にも負けない本物の美味しさを感じました。
これぞ「贅沢」を今年も味わいたいと思います。

ojさんもそうおもいますか?俺もはじめて連れて行ってもらったときを思い出します。
あまりのうまさにびっくりしました。師匠連がいなくなっても、このツアーがこんなに続いているのは感無量です。
満を持して行きたいところですが、ラグビー、勝ちあがると5月のテスト週間も県大会本戦です。可能性がないわけじゃあないので、ホームの管理人としては悩む・・・

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