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2012年4月10日 (火)

Green mobility

ニコーにおいてあったGreen mobilityというフリーペーパー、結構おもしろかった。

自転車が街をデザインする~100年先の人の暮らしを意識した街づくり
基本、わが意を得たりである。
特集はベルリン。340万人が住む大都市。そこでの再開発で、市内自転車道は650kmを超え、専用レーンも125kmに及ぶ。
画期的なのは、車道を1車線にして自転車道を作ったことである。
優先順位が交通弱者から組み立てていることだ。ベビーカー、車椅子、高齢者、妊婦、歩行者、自転車、車という序列で道路行政を行うという感覚だ。
随分葛藤や異論を主張する人たちとも議論があったと思う。ぎりぎりの採決が続いたそうだが、市民の英断があったと思う。ベルリン市の交通行政マンたちに敬意を表する。それに引き換え、某市の体たらく・・・GZ党の何?この主張・・・考えのなさ・・・議会と某市長の答弁、野次を一度聞いてください。最低。
かの地の住人であることも恥ずかしくなってきた・・・
車を減らさなければエネルギーの逓減ができないのは自明だろう。いくらエコカーでも、走りすぎればエネルギーの使用量は増加するのだ。
車を全部を否定しているのではない。荷物運び、緊急出動車、交通弱者の救済、当然認めた上での規制を考えると、自動車の車線の規制や街のデザインを考え直していかざるを得ないのは当然だし、それが行政の責務である。まあ、今の日本じゃあ、これだけ定見なくたたかれれば嫌気が差し、出るアイディアも出ないけどね。
もう一個の記事。ツーキニスト疋田がモノ申すどこかおかしい自転車事情~昨年10月以降、マスメディアは自転車をどう伝えてきたか
彼の論には、シンパシーがある。
彼の主張は、自転車は車道。車を制限せよ。マナーの悪い奴のせいで自転車の有効性をスポイルして、業界を守るような報道、行政をするな!ということだと思うし、そのとおりだと思う。
俺も、ボトムブラケットが壊れるまで乗りこんだ、鋼鉄の自転車通勤男だ。
日常生活における自転車の優位性を肌身に毎日感じており、車社会がいかに身勝手で凶暴かも身を持って体験している。
また、地方と都市、地域の再生をどうして行くべきかは日本人が総じて考えていかねばならないテーマで、交通、仕事、育児など人間の持続的再生産を可能にするシステム構築がほんとに待たれる。
俺の中では、自転車は一つのキーだ。
コペンハーゲンやベルリンの実験に本当に学ぶべきだと思う。
間違いなく、減税、何とか委員会、なにやら制ではないね。

ニコーさんはこういったことも発信して行くようになるのかな。時代はそっちに向いているよ。

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コメント

ホント自転車はすごい乗りものだと思います。
行政には道路の整備などを強く求めたい。
メーカーには安全性が高く長持ちする自転車を作っていただきたい。
でもサイクリストのマナーにも正すべき点は多いですね

最近マナーがひどく悪いやつを見かけなくなったとおもう。
ままちゃりの居場所が限定されてきたのかなあ。車道走行通勤自転車は増えたね。

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