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2012年3月11日 (日)

吟行としての伊勢路行

親の卒所旅行の写真見ていたら、ちょっと俳句が浮かんできた。

写俳というのかな。

並べてみます。どうかな?

伊勢参り息を集めし車窓拭く

ちょっと雨模様だったし、車窓が曇って景色が見えにくかった。飲みすぎでこっちも水蒸気たくさん出していたと思う。

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春潮に裳裾たなびく女岩かな

二見浦の女岩、潮が引いて砂浜がみえた。ちょっとこれはスカートじゃない?

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伊勢参宮神韻発す大欅

伊勢神宮の厳粛な気配は、木の力が大きいと思うよ。

Photo

風荒れて羽根に貌差す浜千鳥

すごく寒い大風が吹いていたが、ここにおらんでもよかろうにというところに千鳥がいる。種類はよくわからないが、身をすくめて風がすぎるのを待っているように見える。

Photo_2

鮑炊く横丁に誓子待ちをりぬ

山口誓子館は予想外だったなあ。おかげ横丁、伊勢ときたら、彼の好物は伊勢せきやのアワビかなあと勝手に思った。病気のこともあったし、滋養になるものを好んだんじゃなかろうか…

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Photo_4

大雛壇黒眼彷徨ひ我を見ず

なんか怖かったなあ。まんまです。黒眼がこわいんだよ。どこからも見られてるような、視線がさまよっているような…白眼だともっと怖いけど。

Photo_3

佐保姫は粉を纏ひて参られる

佐保姫は春の季語で、女神ですな。別の神社に祭られているが、伊勢神宮にも出張してきて、春をもたらす。が、スギ花粉をも運ぶんですな。学童の佐保姫、MAKIさんが花粉にやられました。

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写真を見て、解説をつけて、読み手に詠み手の気持ちをばらしてしまうのも何なんだけど、ネットを使って、共有感覚でワーワー言いあうこともあっていいんじゃない?

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俳句中心」カテゴリの記事

コメント

句だけでは訳わからなくても写真と解説があると僕にはありがたい。
こんな記事もいいですね。
写真も、それ用に撮影した白々しさがないのが逆にまた良いです。

作家の森村誠一氏が写俳という概念を作って、盛んに活動してるし、写俳のファンもいますね。
旅のスケッチとしてすごくいいなあと思うよ。
今度職場で八事隼人池で夜桜の花見と宴会やろうと話があって、俺は仕掛けとしてpentaxと俳句で盛り上げようと思ってます。
いろいろからめて役に立てようと思ってます。

説明写真であってはならない。という定義があります。
写真だけでも俳句だけでも確立していて、でも合わさるとより味わい深い、奥深い作品になる。これが基本らしいです。

なるほど、どうも俺の場合は、駄句をどんどん作って反射神経を磨くのが先のように思います。
まずは写真も俳句も練習のつもりで。

写俳、とても素晴らしいです!
写真がなくても、自分の頭の中で色々想像できるけど、写真があると思わず{プッ・・・!}って、笑えたり、そうなんだ・・・と、納得したりと俳句に色が増す感じで、好きですね。

mashichanさん、同じところに行った共有感覚と目の付けどころの違いが結構面白いよね。
最初に思ったのは、引いた潮ででた砂浜が女岩のスカートに見えたことです。なんか瓢げて面白いなと…俳句にしてもいいなあと。

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