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2012年3月30日 (金)

ギターメンテナンス

出勤すると、机の横にギターケースが・・・
なんじゃこりゃ?

「HSさんが、この間の日曜出勤の時、チューニングしといてねって、おいてったよ。」とYNさん。
営業所長ともなると、やること大胆だなあ。まあ、ギターにかこつけた、年度末の元職場の様子見だな。なかなかいい仕事の仕方だ。人の使い方と情報の収集の仕方を知っているな。後は情報の加工能力だけど・・・
まあ、やってみるかとふたを開けてみると、フォークギターが。
ヤマハのFG730。FGシリーズの量産モデル。86年製ぐらいのものかな。

Cimg0481
俺はヤマハがどうもしっくり来ないんだなあ。鳴りがいまいちだなあと思ってしまう。
MIさんが使っていたヤマハのエレアコは、アンプを通すといい音がしていたが、ピックアップとアンプのおかげ感が否めなかった。
このFG730、見た目はいい。ホール周りのインレイもきれい。でも、気を使うところはここじゃないと思ってしまう。
材はサイドと指板がローズウッドとの触れ込み。でも、1,2フレットにはげおちがある。ほんとにローズウッド?
手にとって見ると、弦もさび付き、ネックも激しく反っている。順反りなので対応できるが、それにしても・・・
保管状態に難ありといわざるを得ない。
弦を全部はずしてみると、ナットがぽろっと転がり落ちる。
接着剤の跡は少し見えるが乾ききっているし、ネックの溝の切りが甘く、キッチリはまらない。
あーあ。なるほどね・・・20年はもたないという事だ。
こうなると、トラスロッドもニセモノで入ってないかも。だったら、この反りもわかる。
結局、だめなものはこういうものだ。本物はこういうところで手を抜いてない。
20~30年前の日本のメーカーの仕事がこういうニセモノを多く排出していたなら、ちょっと許せないと思う。今の日本の惨状はこの時期始まったのかな。
とは言うものの、楽器は個人の思い出に深くかかわるものだし、いい方向にもって行くしかないと思う。
しばらく、弦をはずしたまま吊り下げて、風にあててみよう。

Cimg0482
その後、中部楽器のギタークラフト科の先生に聞いて、接着剤を分けてもらったり、この反りの対応方法を教えてもらおうかな。今度の花見で相談だ!
こうして見ると、ヤマハに比べ、ARIAはいい仕事をしているぞ!
この間のメモレンライブの時に、NATUYOSIさんも同じことを言っていた。米兵の激安ギターにいい音するのがあったんでつい買ってしまったら、ARIAだったらしい。普段使いに最高!っていっていた。
俺が使っているito君のARIAのギターもまったく同じ印象だ。
これは、会社がえらいんではなくて、その当時、個人的に優秀で誠実なクラフトマンが、ARIAにいたんだと思う。大事にされているのかなあ。今も。
俺はARIAの回し者じゃないよ。
HSさん、ギターは生き物。ギタースタンドに立てかけて、時々弾いてやるが良しです。

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コメント

そうなんですね。
楽器の世界はよく解らないですけど、何年か経ったときに必ず差が出るのですよね。
イイものとそうでないモノは・・。
自転車も一見同じような顔して新品のママチャリを売っていてもブレーキの保ちが違う。
錆の速さが違う。
イイものはイイ!多少高くてもそっちの方が後悔しないでしょうね。

20~30年前から日本の惨状は始まった。なんて経済アナリストにもなれますね。でも、そのとおりだと思いました。どぉ?楽器が語る日本経済。1冊書けそうですよ。

SINOさん、大手の会社がこんな仕事してたなんて悲しいわ。
いくらブームでこども相手の商売でもひどいなあ。
価格を抑えるためでも超えちゃいけない線がある。
調べて本書こうかな。

Ojさん、その通りです。
ケッタは安全性が問題になりますが楽器は命には関わらないので基準がないね。
ひどいものが横行する素地がある。
これが食べ物だったらと思うとぞっとします。市場は万能ではない!

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