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2011年12月 8日 (木)

ジョンレノンの命日

日米開戦よりも、この時期はいつも思う。

1980128日、ニューヨークの自宅ダコタハウス前で、自らをジョンレノンと名乗るチャップマン某に射殺されたジョンレノンのことを。

ちょうど、遺作となったダブルファンタジーというアルバムが、日本で出るのと同時ぐらいで、新聞の一面に載ったかなあ。あまり覚えていない。えー!なんで!という感覚が残っている。

何かの陰謀?ペンタゴンの仕業?それともKGB?モサド?とも思ったが、なんか分けのわからない変な奴に単に殺されてしまったということだった…

リンカーンやケネディの暗殺を見ても、映画のEasy riderTaxi driverを見てもわかるように、かの地は、排外的で、差別的で、暴力的で狂気を孕んでいる。これがアメリカ合衆国の現実なんだろうね。

アイルランド系の赤かぶれ!という空気があったんじゃあないだろうか…

確かに「Revolution」や「Imagine」聴いてもわかるように、鋭いメッセージ性を持っている。永続革命、平和主義、反宗教、アナキズム。

いつかこうなる危険は本人も自覚があったかもしれない。

ビートルズは、俺のリアルタイムの経験ではない。小中学生だったしね。

でも、高校生になり、ジョンが死ぬまでの間の4人のアルバムはそれぞれ聴いていた。中でも当時、ジョンはインパクトあったなあ。「Stand by me」も「夜を突っ走れ」も「God」も「Mother」も「imagine」も「 Happy Christmas  」も「power to the people」も。

こんなメッセージ性、政治性を帯びていれば、有象無象、不穏な輩が周辺に跳梁跋扈してもまったく不思議はない。

で、いつ果てるとも知れない専業主夫宣言。

当時はまったく意味がわからず、なんで?という感じだった。オノヨーコが邪魔したんだろ!なんて奴!と思っていた。俺は間違っていました…

今思うと非常に危険な水準にいたんだと思う。彼が休んでいた時期は、彼にとって、もっとも平和で安寧な日々だったんだろうね。

でも、彼は、政治家でもなければ、教祖でもない。ロックンローラーだ。

今、HondaFREEDの宣伝で「ちょうどいい!」といっているショーンレノン君の「パパは昔歌手だったの?」という言葉で、再びやる気になった。

俺はフリード、つい買っちゃったじゃあないか!いい車だけどね。

ダブルファンタジー、 素晴らしいアルバムだと今でも思う。

父親として平穏に過ごせる喜びが「beautiful boy」で、女性に対する尊敬の念が「woman」で素直に出て来ていると思う。あの毒気と鼻っ柱が強いジョンがねえ…オノヨーコもやるねえ。けっこう本気でジョンも大人になってしまったんだなあ。

おお「starting over」!もう一回出直すって!

ええのお!おいらも一発かましたる!という感じ。

ダブルファンタジーというタイトルは、このままオノヨーコとショーンとでふわふわと幸せで、また世界中も平和が訪れるようにという、家族と社会の平和を祈る、しごく真っ当な考えで、紆余曲折を経たが、月並みに戻るってことかい?いいじゃん!と俺は理解していたけどね。

でも、あっさりと殺された。

ジョンの死以降、ロックがボランティアを語っても、政治を語ることは止めた。

俺の中ではジョンの死で、ビートルズは完結する。アホな人間たちを見限ってミューズが地上から取り上げたね…レニークラビッツが歌った「rock’n roll is dead」。まさに。

すごくつまらない気分になる。

当時に比べて、世界はよくなったといえるのだろうか?

よくなった部分もある。更に悪化した部分もある。なべて、貧富の差は拡大し、無差別テロと不寛容の時代、更に自然は破壊され、差し引きマイナス、と思う。

彼が生きていたら、なんと言うかなあ?

俺は、「悲しい気分なんかあ、ぶっとばしちまいなよ、ベイビー。どかどかうるさいロックンロールバンドさあ!」と、今も故忌野清志郎氏の歌を、心の中で口ずさんでいるね。

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コメント

音楽という自由な表現が政治的理由で制限されるのはいけませんね。
ジョンレノンは僕は当然リアルタイムでは知りませんが暗殺されたから伝説になってるのかな?

しかしo1211さんがフリードに乗ってる理由がそんなところからきてたとは・・。

ノスタルジア・・
われ若し山国の生まれならば、此情はやがて世に謂う思郷病なるべし」森鴎外

ojさん、ジョンの曲はいまだによくつかわれてますね。30年も前に死んだのに。若いうちにビートルズに出会えたことは、自分の財産だと思ってますね。しかもちっとも減らないですね。ビートルズ論いっぱい書いてあるよ。
今日は命日。アップルレーベルだから林檎忌かもじって檸檬忌か。季語にして!
フリードはショーンが宣伝してなかったら微妙ですね…インサイトだったかも。

sinoさん、海の見える午後、中央フリーウェイに振り返りモードを刺激されましたね。
あの頃の曲結構おしゃれだよなあ。ボサノバやフュージョンがちょっと入っていたり、松任谷正隆さんの功績が大きいかなあ。
でも、これはroots and fruits精神で行きます。まだまだ。

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