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2011年11月27日 (日)

マヨラーの憂鬱

アメリカ合衆国で、日本製マヨネーズが人気らしい。

livedoor news

繊細な味と、チューブ式の使いやすさ、また星形に出る形状が受けているそうだ。

なんかわかる。小味が効いてる日本製製品。何かのヒントが…

かの地のマヨは甘くて味がなく、脂肪の塊のようらしい。

海外で人気な日本製製品。こんなものも。

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それにしても、マヨネーズはインパクトが強い調味料だなあ。支配力が強い。

美味しんぼの中の、かつおのたたき対決で、しょうがに対抗するために山岡士郎がしょうゆマヨで対抗する章があった。

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なんでも遠洋漁業の乗組員が、偶然にも発見したそうだが、マヨネーズが市民権を得たのは、これ以降ではないかなあ。

確かに、あのコクが、魚の血のにおいを消してしまい、魚のたんぱく質に油脂の滑らかさとうま味をくわえて、味の想像はできるし、合うと思う。士郎は、この章では、雄山に負けるんだけどね。

わが意を得たりという人も多かったはずだ。

M母は、元ヤンキーで、味はわからないが、元管理栄養士という不思議な経歴の持ち主だったが、こやつは、鋼鉄のマヨラーだった。どこへ行くのも、持参していたし、それも、キューピーでないとだめで、味の素は否定していた。使用量も半端ではなかったぜ。

Mayo

チューブ生姜持参とか七味唐がらし持参という人もいるが、一種の中毒のような症状を示す調味料としては、マヨネーズが一番で、マヨラーは、隠れも入れると相当な数になるんではないか?

この調味料は、タンパク質と脂肪という人間が、一番うまいと思う本能に近い味があるんじゃあないか?脂肪は、人間が生き延びるために蓄える栄養分なので、うまいと感じるんだと俺は思っている。

酸味は、アミノ酸の分解されたうま味に通じ、消臭や防腐に役に立つということを、体がもう知っている。

酸と油という混じり合わないものが、タンパク質の力で乳化し、細かい粒子となって滑らかな調味料となり、あえかな味の素材だったらすべてを支配してしまう。ひとたびその味の軍門に下ったら、足抜けは難しい。一種の魔味と言っていいかも。

悪いことではないと思う。

しかし、この工業製品のような食品があふれている現代に、この魔味を意識的に使われたら…おいしいとか正しいとかいう前に、売れてしまうだろうと思う。それでいいのか?マヨネーズの材料の素材がいいものとしても、明らかに脂肪分の取りすぎにつながらないか?

俺は、ほどほどにはほしい。お好み焼きのマヨは必要。するめのトウガラシマヨも必要。冷やし中華も辛子ととマヨは必要。サラダは、ゴマドレがいい。使用量は少なめにね。うーん、マヨラーには素人といわれそうだが、普通こんなもんだぞ!

そうそう、キャベツをみじん切りにして、かに缶を汁ごとぶちまけて、マヨネーズとあえるとうまいぜ!なきゃあカニカマでもいいよ。

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コメント

マヨネーズひとつでここまで書き込めるo1211さんはスゴイ!
確かにマヨネーズは魔物のようなモノで何につけてもイケます。
タンパク質と脂肪で出来ている人間が本能的に好むという発想は面白いし納得・・。

マヨネーズ=高カロリー=悪という風評を今後メーカーがどのように払拭するかですね。

久しぶりにカニカマサラダを作っていたら、こんな文章になってしまいました。縮緬山椒をトッピングしたら、ちょっといいアクセントになりましたね。
自家製でいくと、棉実油、米酢、卵黄でつくるとおいしいらしい。
キューピーマヨネーズが世界で大人気ということを知って、いいなあと思うと同時に、この味への支配力に一抹の不安を覚えたのです。ajinomotoより受けていることには妙な納得感がある。
まあ、メーカーもいろいろ考えていると信じたいよね。

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