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2011年10月 7日 (金)

耳コピ

「ジミヘンのcross town traffic、耳コピしたから、リズムギター弾いてくれん?」と瀬戸西フランカー。

「おお!いいぞ!キーは?」

「たぶんB。最初のダダーダダッダ/ダダーダダッダというところは、B9だと思う。」

「ふむふむ。」

「ほんで、リズムパターンは、C#から始まって、ずずちゃちゃ/ずずちゃららで、次はF#から始まってずずちゃちゃ/ずずちゃらら。リフは、ずずちゃ、で311フレのチョーキングで入って、で最後ビブラート。で、AメロのコードはC#9Add13F#7の繰り返しで最後がB9となる。」

「ほうほう、こりゃ、わかったけど難しいな。ちょっと練習せんとできんな。待っとけよ。」

で、少しやっているうち、なんとなく見えてきた。よし、このリズムパターンとリフを弾ける様に、体にしみ込ませよう。けっこう楽しくなってきたぞ。

「この曲は、ジミヘンらしくねえよなあ。長尺のリード、ねえし。」と俺。

「ほんと、コーラスも入ってきて、すごくまとまってると思う。まだ、Bメロとアウトロがわかってないんで、もっと聴かんとイカン。」

「あと、ちょっと譜面に起こす作業もしてみな。けっこう苦労すると思うが、やってみて損はないよ。こっちもわかりやすいし。」

「なるほど。」

「俺は、ジミヘンが長調、短調の枠を壊し、突き抜けた音を作ったと思うけれど、ジャンクな音源もめちゃくちゃ多いと思う。いろいろなことを試し、ある種偶然に配合された音の響きに革新性が宿ったということなんじゃあないかなあと思っている。」

「ふーん。」

「まあ、ゆっくり練習して、形が出来てきたら、ビーネームでやってみたらいい。それまで、手伝うわ。ジミヘンの凄みを肌で感じて欲しいね。」

「よろしく。」

まあ、こんな感じだったかな。ちょっと俺も耳コピして練習してみよう。

Guitar_2

しかし、やっぱり、ジミヘンはすげえなあ。ベスト版聴いて、electric lady landを聴いて jimi’s bluesを聴いている。勝てんわなあ。そりゃ、all time no.1 guitaristだしねえ。

奏法とかいろいろ言うけれど、エレキギターでやれることはみんなやっていると思う。アーミング、ライトハンド、かつぎ弾きや歯で弾くこと、壊すこと。みんなちゃんと弾けてるからすげえ。

一度どこかで書いたけれど、彼はエレキギターそのもの、ロックスピリッツそのものである。バンドも、自分の身体も、機材の一部であり、道具である。肉体上の自己疎外であり、音神崇拝である。まねなんかできるわけない。

今、映像を見ることができるのが、ありがたいことだ。

俺は、jimi’s bluesというアルバムを手に入れて、初期の頃はどういう音を聴いて育ったのかとか、それをどう壊していったのかということを、ちょっと理解できてきたように感じたのだ。

Cross road / red house catfish bluesvoodoo chille なんか聴くと、3コードの進行から、ソロに入ると、壊れ始めてしまい、激烈になっていく。小ざかしい理論はぶっ飛んでしまい、禍々しく、凶暴。スケールも不協和音もお構いなしで、それが最強なんだ。

ブルーズから出でて、革命的なサウンドを作り上げた。

やっぱり俺はこの辺の音から離れられない。

子どもたちの世代にも確実に伝わっているし、超える超えないは別にして、その音作りに、こっそりと、しかし明らかにjimi hendrixは入り込んでいくだろう。ここにもroots and fruitsが。

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コメント

何足わらじを履いてるんですか?
親子でギター、釣り、ラグビー談義・・。
とてもよその親子じゃ真似できないでしょうね。

takuもそんなレベルにいるのですね。素晴らしい!

iいやあ、面白がってるだけでたいしたことないよ。
テスト週間で結構早く帰ってきちゃうんで、どうせ勉強しないのならということで。あまり感心したことじゃあないねえ。
でも熱心なのでついね。こっそり、写真も撮ってみました。

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