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2011年8月11日 (木)

ラーメンの原点2

では、風雪に耐えたラーメンを語ってみようかな。とん忠から。

とん忠ラーメンは、オーソドックスなとんこつラーメンだけれど、柚胡椒が入っている。俺はありだと思う。合わない人は抜く人もあるようだ。俺、ゴマをたくさんすって入れちゃうんだよ。オジサンチェスさんにしかられそうだけど、ゴマ風味がすきなんだ。栄養あるし。

麺は中太縮れ面、かんすいは少ないと見たね。こしもしっかり、よくスープにからむし、文句ないよ。

チャーシュー。これは、元肉屋さんだけあって、いいね。口に入れた時の、このほろっと肉が崩れる感じ、厚みはけっこうあって、肉の繊維は、この厚みの方にあるので、短くほぐれる。スープの熱さで脂が少し透明化し、クリーミーに口で溶ける。それが柔らかさとなり、肉の風味を引き立てる。俺は肉の脂は好まないのだが、ここのチャーシューのバランスはすごくいいと思う。

柚胡椒、とんこつスープ、ゴマ、チャーシュー、葱。口の中で渾然となり、一体化する。鼻腔の奥に香りが響く。すっと思い出すことができる味だ。

うちのラガーマンは、ここのラーメンが一番だと思ってるようだ。

「とん忠チャーシュー麺大盛で、ご飯ください。」が定番だ。

最後にスープにご飯を突っ込んで、ラーメン茶漬けにしてしまう。なんちゅう下品な、ばってんうまかーという味だ。さすが体育会系だね。

続いて、ラーメン荘。

しばらくやってなかったけれど、最近かなり復活して、やる気が出てきた感じだ。若い衆も厨房に散見される。

まず、サイドメニューがいい。

にんにくのまるゆでしょうゆ漬け。これは食べるとホント元気出る。たいしたもんだなあ。ほくほくしていて芋感もあるが、やはりにんにくだ。

ミミガー。ゆでた豚耳のスライスを葱、胡椒、ごま油、唐辛子等で和えてある。このコラーゲンのこりこり感、豚足を繊細にした感じで、食べやすいし、ビールに合う合う。

さて、ラーメンはショウユと台湾がある。どっちも頼んで、みんなで食うのがよろしい。

麺は太麺ストレート。最近の激太とは一線を画している。かんすいはやや大目と見た。ショウユのスープは鳥、野菜だと思うが、やや甘みがある。いいと思うけど、なんだろうね。フルボディといったスープだよ。中華ラーメンのどしっとしたやつという感じ。

台湾は、辛いけどうまいね。挽肉の塊はけっこう大きくて、肉を食べてる感じは強いし、辛味噌や唐辛子がふんだんに入っているので、にらとからまり、刺激が強いなあ。これは癖になるぜ。

味仙の台湾ラーメンといい勝負じゃん!と思うけどね。

休日前はまた行こうかな。

最後に激まずラーメンのこと。

あれは、まだ長男が小学校に入る前だったと思う。御岳スキー場に家族友人でスキーに出かけ、その帰りだった。けっこうな渋滞に巻き込まれ、中津川インターをようやく降りることができ、時間もかなり遅くなったので、食事をしていこうという事になったのだ。国道19号沿いを流していったところで、ちょっと大き目のラーメン屋があった。ここでいいやということで、車を止め、店内に入った瞬間、ここはイカンのではないかと感じた。客は誰もおらず、厨房には、やせこけたおばあさんが一人。いらっしゃいませの一言もない。とりあえず、一番早そうなものをぱっと頼んで、先を急ごうということで、皆、同じくラーメンを頼んだのだ。

しばらくして、出てきたものは、スープが真っ赤で、具が葱しか見えなかった。

一口すすってみると…まずっ!今でも鮮明に思い出す。

豆板醤を溶かしただけみたいな味で、だしは何にも感じなく、えらくすっぱい。軽い腐敗臭すら感じる。麺はもうグダグダに延びきっており、ぶよぶよである。

怒りをとおり超えて、逆に感心してしまった。

もう一口すすると、やっぱりまずっ!

皆で顔を見合わせて、ほうほうの体で退散した。

狐にでも化かされているような気分だった。事実、その後、付近を通りかかった時も二度と発見できんのだ。

あの店はなんだったんだろうか…これを越えるまずいラーメンに出会っていない。

17、8年ほど前なのにまだ覚えている。味覚ってすごいよねえ!

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コメント

描写がさすがですね。僕も本当はこういう文章を書きたいんです。でも味覚が確かじゃないのでついついBGMなど違う話題に逃げちゃう…。
それといつも感心させられるのだけど、僕なら今回のo1211さんのネタで3編に分けて書きますね。この出し惜しまない姿勢がスバラシイ!

ojさん、過ぎたお言葉をありがとうございます。
出し惜しみません。blogネタおしむようになったらそれまでよ。
文章で表現してみたいんですわ。ものごとを。
できるだけ。

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