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2011年5月26日 (木)

メモレン夜話

メモリーレーンに集まる常連さんとする音楽の話は、毎回勉強になる。

そこの話も整理して、今後の自分の音楽的人生に生かしていきたい。

ちょっと前の話であるがメモレン新年会というイベントがあった。

そこに参加したのだが、楽しさ半分、さめてる自分が半分という感じだった。

自分の中に常連さんのようにのめりこむという資質がないせいかも知れんなあ。

もちろん楽器弾かせてもらうのは楽しいし、ドラマーのBさんは腕達者で、あのソリッドなリズムは相当なもんだなあとおもう。こっちがどうなってもやれるという安心感がある。

結局、俺は音を出す側でいたいという事なのかなあ。歌い手さんやお客で来てる人たちは、ビートやメロディをすごく欲しがって、中毒患者のようだ。即効性のリフをばんばんやって、気持ちよくさせてやるぜい!という思いでいっぱいになるよ。

でも、みんな反応が良すぎる。やさしすぎる。もう音にINしてるといってもいいぐらいだ。普通はこうはいかないだろうと抑制しないと自分のプレイに甘えが出てしまうだろうな。リズムにたいするシンコペーション、コードに対する単音の選択、歌い手さんたちの個性や入り方に対する即応性など自分の課題を見つけて、磨かないとだめだなあ。

即興的にバンドを作って、そこで探り合って、到達点を見つけて、調整しながら、客を納得させる方向をめざすというのもいい練習だなあ。

ヴォーカルのSN君は、パワーがあって、自己分析と歌うことの意味をよく自覚した、いい歌手だと思う。

サマータイムブルース、いっしょにやったけど楽しかった。自分の腰を壊すほど福祉関連の製造の仕事をして、ロックを歌い、日本語を考える。かっこいいよ。

「歌がうまいやつはうらやましいなあ。自分の身体が楽器で。」

「僕は楽器できる人がうらやましいです。みんながこの歌知ってる?とか盛り上がってるときにサポートして形ができるじゃないですか。みんなが喜べるでしょ。ヴォーカルはそういうときに俺が俺がになっちゃうんです。コーラスにしてもメインを食ったりしてね。どうしたらいいかよく悩みますよ。」

「なるほどねえ。」

「最近日本語で歌うことをすごく考えます。何を伝えたらいいんだろうってね。聞く人がどう思うかとかね。たくさんのことを言うんじゃなくて、短い言葉ではっとなることを歌いたいと思うし。」

「俳句の世界みたいだね。」

「そうですか?」

「病気で寝たきりの正岡子規が、痛みと苦しみのなかでふと目をやると、鶏頭が咲いていた。

鶏頭の14,5本もありぬべし という俳句があって、何気ない情景だけど、子規のことを知ると、俺、なんかわしづかみにされちゃうんだよ。イマジンだって俳句みたいじゃん。」

「つめこんで、切って切って作っていくんですね。わかります。」

3コードも偉大だと思う。こんなシンプルでヴァリエーションが豊富で、みんなが喜んでくれてね。」

「そうですね。またやりましょう!」

「いいねえ。やろうやろう!」

こんな感じだったかな。

人は出会って成長する。俺はSN君に学んだよ。新年会にいってよかったと思う。

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コメント

次のコンサート楽しみにしてますよ。
貴男のコンサートは音楽はもちろんながら親子愛が伝わってきてまた別の意味でもいいんすよね。

ありがとうございます!親子でバンドなんて自分でも不思議です。新曲も準備してますので、みんなで音を練り込んで、楽しいライブをしたいと思います。是非きてください。
http://www.moon.enat.jp/site/Bluehome.html

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